元教師の目線ですが、イメージがみなさまに伝わるといいな・・・と思います。
学習や学校生活の基盤となる望ましい学級を築き上げていくことを
「学級経営」と言います。
この言葉になぞって
仕事や人間関係など望ましい人生を築き上げていくことを
「自分経営」と表現してみました。
学級の中には
さまざまな個性をもつ子どもがいます。
それぞれの感じ方やキャラも違っています。
そんな子どもが集まった学級で、担任をもつ教師が、
ある特定の子どもだけえこひいきしたり、
逆にある特定の子どもだけ大事にしなかったらどうでしょう?
無視ばかりしたらどうでしょう?
例えば
めそめそちゃんがいたとします。
学級経営が上手な先生は、
「泣き止みなさい。勉強がすすまないでしょ!」と叱咤することも
「悲しいときもあるよね。どうしたの?」と寄り添うこともあります。
学級全体の活動を進める車輪と
個々を大切にする車輪の両方をうまく回します。
1人の人の中にも、いろんな感情を感じたり、たくさんのキャラが存在しています。
例えば
不満ちゃんがいたとします。
自分経営が上手な人は
「こんな気持ちに振り回されていたら仕事が進まない!」と自分を鼓舞することも
「あー、本当に腹が立つ!」と、何らかの方法で自分の気持ちを発散させることもあります。
理想の自分の車輪と
自分の本心を大切にする車輪の両方をうまく回します。
でも
学級全体の活動を進める車輪ばかり回してしまったらどうなるでしょう?
めそめそちゃんの行き場のない気持ちはやがて爆発し
大声で泣く、担任に反抗的になる、友だち関係がギクシャクする・・・
片方の車輪が動かなくなってしまう状態です。
理想の自分の車輪ばかり回してしまったらどうなるでしょう?
不満ちゃんの行き場のない気持ちはやがて爆発し
やる気がなくなる、体の調子が悪くなる・・・
片方の車輪が動かなくなってしまう状態です。
私たちは、つい、周りの人たちを優先したり、空気を読んで行動することを優先させてしまう傾向があります。
それは自分が分離してしまっている状態で、実はとても危険です。
動かなくなってしまった方の車輪を回る状態に戻してあげる・・・
または、両方の車輪が動くようにメンテナンスをしてあげる・・・
Petuniaのカウンセリングには、そんな効果があります。