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「子どもの努力が報われない」に親だからこそやってしまいがちなこと

子どもの努力が報われないとき
子ども自身以上に悩んでしまうのが
親です。

たとえこの状態が
あまりよいとは言えないことが
わかっていても・・・。

子どもの努力が報われないとき
子ども自身以上に
親が悩んでやってしまうことは時として

子どもが
絶対に溺れない川で
どうやって岸まで辿り着こうか?と
泳いでみたりそばの木につかまってみたり
しているところへ

親が跳び込んで
親子でしがみつき合って
身動きが取れなくなっているような
状況になることと似ているときがあります。

例えば
あるお母さんのお話。

中学生の娘さんが
部活でスランプに陥っていて
悩んでいて

見るに見かねて
顧問の先生に相談に行かれました。

そこで
このようなことを言ってしまいます。
「レギュラーになれなかったら
娘は学校を行き渋るかもしれません。」

きっと
先生を脅すつもりでも
情に訴えるつもりでも
なかったのでしょう。

でも先生は
甲乙つけがたい
ポジション争いをしていた
この娘さんの方に
レギュラー番号を渡しました。

先生にどのような意図があったのかは
誰にもわかりません。

でも
娘さんは
その番号が母親の力であると
心のどこかで思っていて
モヤモヤとしていました。

結局
娘さんの背中には
レギュラー番号はついていましたが
試合にスタメンで出ることは
ありませんでした。

そのお母さんは
少し時間が経って冷静に振り返って
自分のことをずっと責めておられました・・・。


子どもの辛そうにしている姿を見て
いてもたってもいられなくなるのが
親です。

何とかしてあげたくて行動を起こすのが
親です。

でも
愛情と執着は紙一重

冷静さを失って
全体像が見えなくなったり
誰かを攻撃してしまったり
誰かの失敗を願ってしまったり
我が子に無茶な期待を押し付けたり

親は誰もがそんなふうに
なり得るのです。

だから
みんなそうだから

そんなご自分を責めることなく
お子さんと一緒にできる成長を
愉しみたいものです。

「子どもの努力が報われないのも経験」親の悩みを大きな視点で捉える
「子どもが踏ん張っている」ときこそ親の自分軸を発揮して!その方法とは・・・

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