「悩み」は苦しいものですが、「悩み」の裏には必ず「願い」が存在します。「願い」が叶うのは喜ばしいことです。「悩み」には、喜びのヒントがたくさん詰まっています。ただ、残念なことに、「悩み」の裏の「本当の願い」を取り違えている場合、いつまでも満たされない想いを抱えてしまうことになります。
今回は、「痩せられない」ことに悩んでいた女性がご自分の本当の願いを知り、自分を変化させていったお話をご紹介します。
セッション前のこの方のお話
お悩み
私は、小さい頃からぽっちゃり体型で、よく男の子にからかわれては自分に自信をなくしていました。食べても食べてもスマートな人もたくさんいるのに、私の場合、親もぽっちゃり体型で、これは遺伝だからと、人一倍努力をしてきました。食事に運動にサプリに耳つぼに…と、ダイエットの情報を追いかけてストイックに頑張るものの、ある日プチっと糸が切れて暴食に走ってしまうようなことを何度も繰り返していました。こんな自分が嫌でたまりません…。
なりたい自分
スマートになって、自信をもちたいです。
そうなれない理由は何だと思いますか?
体質。遺伝。それから、自分の意志が弱いこと。
セッションから見えてきた「本当の願い」
ご利用のセッション…コミットセッション(事前の相談シート+カウンセリング)
「本当の願い」とは
「社会一般や誰かの基準ではなく、自分らしく胸を張って生きたい」
解説
近年、アパレルの通販のモデルさんや、テレビに出てくる有名人の方など、ぽっちゃりした方に随分とお目にかかれる時代になってきたと感じます。でも、みんなの憧れとなる雑誌のモデルさんや綺麗な女優さんなどは、「健康体重」と言われる体重からかけ離れている方が多い中、この方は必死でそこを目指していたのです。そして、自分が目指していた「なりたい自分」は、自分ではない誰かの基準によって生み出されていて、自分のことを健康、職業、ライフスタイルなどの観点から考えたときに、そこまで痩せる必要は全くないと気づかれたのです。本当に変えたかったのは、自分の体形ではなく、軸をもつ自分になることだったのだと。