感情が湧くというのは、
命の営みのひとつです。
だから本来、
そこに「よい」「悪い」はありません。
けれど私たちは、
「こんなふうに感じてはいけない」と
頭で判断してしまうことがあります。
そして、感じないようにする。
それが積み重なると、
感情は消えるのではなく、
形を変えてあらわれます。
たとえば、
無気力になったり、
小さなことで大きく揺れたり、
何が本当の気持ちなのか
わからなくなっていきます。
それは、
無視されてきた感情が出しているサインです。
子どもが気持ちを受け取ってもらえなかったときに、
固まったり、反発したりするように、
感情もまた、何らかの形で現れ続けます。
感情回復とは、
それらをなくすことではありません。
どんな感情も一度自分の中で認め、
そのうえで、どう行動していくかを選べる状態に戻していくこと。
感じることと、行動することを分けていくこと。
それが、
自分の軸を取り戻していく土台になります。